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手術のご案内

当院で行う手術について

院長・十川健司が大学病院で行ってきた手術すべてに対応しています。また学会等にも積極的に参加し、今後も新しい治療法の導入をしていきます。
眼科の手術は局所麻酔で行うことがほとんどで、不安に感じる方もいらっしゃると思います。当院では低濃度笑気麻酔を導入し、少しでも痛みや不安を和らげ、安心して手術を受けていただきたいと考えています。
手術前に待機する部屋を個室で3室設けました。約4畳半の広々とした空間で、リラックスしていただけるよう、各部屋にはリクライニングのソファーやテレビを設置しています。
また、手術に関しては、院長より丁寧に説明させていただきます。何か不安なことがございましたら、些細なことでも結構ですので、納得がいくまでご相談ください。

日帰り手術ついて

当院の院長は、大学病院勤務を通じて、数多くの患者さんと向き合ってきました。
日帰り手術につきましても、患者さんの安心・安全を常に最優先に考え、ご安心頂ける手術環境を整えています。
手術後の患者様を駅まで送るサービスもしております。(事前にご相談下さい)

メリット
  • 手術は局所麻酔でほとんど痛みもなく、短時間で終了します
  • 手術前の絶食・休薬や長期間の術後安静の必要がなく、日常生活に支障がありません
  • 70歳以上で手術を受ける場合、医療費の自己負担額が入院に比べ20%程度少なくなります
日帰り手術をおすすめしないケース
  • 重い全身疾患を患っている場合
  • 重傷度の高い外傷や増殖性疾患で長時間の手術が予想される場合
  • 重度の認知症を有している場合

日帰り手術の流れ

白内障手術

極小切開による白内障手術を行っております。
〈単焦点眼内レンズ〉〈乱視矯正眼内レンズ〉〈多焦点眼内レンズ(自由診療)〉
※ 豊富な症例経験により、ほぼ全ての白内障手術を日帰りで対応可能です

術前から術後までの流れ

1.術前検査(手術日の1〜2週間前)
手術へ向けての詳しい検査を行います。手術の詳細説明と手術前後のオリエンテーションがあります。事前に眼の状態を精密に計測するだけでなく、生活形態や趣味、仕事等の情報をよく伺い、お一人お一人のライフスタイルにあわせて、眼内レンズの種類や度数を決定していきます。
2.手術当日(院内滞在時間は約2時間)
来院後に目薬などの事前処置を行ってから手術を行います。通常の方であれば手術時間は5〜10分程度です。終了後は少しの休憩で帰宅が可能です。(地方の患者様で手術前検査をしていない方は滞在時間は延びますのでご了承ください)

術後診察

術後は、目の状態が安定するまでの約1〜2ヶ月間の点眼加療と定期検査が重要です。
通常は手術翌日、1週間後、2週間後、1ヶ月後、2ヶ月後、3ヶ月後といった期間で検査を受けていただきます。術後の状態により、お薬の内容がかわることもあります。
決して自己判断はせず、医師の指示に従って検査・通院をして下さい。

手術費用

3割負担の方 : 45,000円〜60,000円(片眼)
2割負担の方 : 30,000円〜40,000円(片眼)
1割負担の方 : 15,000円〜20,000円(片眼)

硝子体手術

硝子体手術を行っております。
これは、眼球の中にある硝子体を切除し網膜の機能を回復させるための手術で、非常に高度でデリケートなため眼科分野でも最も難しい手術の一つに挙げられます。
日本では入院による手術がほとんどですが、様々な手術装置の発達や手術手技の進歩により日帰りでの網膜・硝子体手術が可能となりました。
当院におきましても網膜硝子体疾患の専門医として、主に下記疾患に対し、日帰りでの硝子体手術を行っております。
〈網膜前膜、糖尿病網膜症、黄斑円孔、網膜剥離、硝子体出血など〉
※症状により入院を必要とする場合には、提携病院への適切な紹介を行います。

術前から術後までの流れ

硝子体手術を行うと多くの場合で白内障の急速な進行が認められます。
しかし白内障手術を同時に行うことによって硝子体手術がより安全、確実に可能となるため、ほとんどの症例で硝子体手術と白内障手術を同時に行います。
症例によっては後日、再手術として眼内レンズを挿入する場合もあります。疾患によっては網膜の処理が終わると切除した硝子体のかわりに内部から網膜を抑えるために空気や特別なガスを眼内に入れて手術を終わる場合があります。
手術は30分〜1時間かかり、症例によって異なります。
※ガスを眼内に入れた場合、手術後うつぶせの姿勢をとっていただくこともあります。

術後診察

小切開硝子体手術(切開0.5mm)により日常生活あるいは社会生活へ早く復帰できます。
また、糖尿病網膜症や網膜剥離などの難症例は入院安静が必要と言われてきましたが、これまでの経験から、自宅安静と体位制限、点眼治療をしっかりと行なっていただければ、そのような難症例でも日帰り硝子体手術が可能であると考えています。
しかし、手術後の通院が困難な方や点眼、安静度を守れない方などは入院施設のある病院での手術をお勧めしています。

手術費用

3割負担の方 : 120,000円〜180,000円(片眼)
2割負担の方 : 80,000円〜120,000円(片眼)
1割負担の方 : 40,000円〜60,000円(片眼)
※症状により手術内容が異なり、増減する場合があります。
※同時に白内障手術を行う場合、3割負担で約20,000円、1割負担で7,000円が追加されます。
※70歳以上の方は窓口での支払限度額が適用されます。
※医療費控除(高額医療)の対象です。

当院で行なっている日帰り手術

白内障手術
極小切開による白内障手術・難治性白内障手術、白内障手術関連合併手術
硝子体手術(25&27ゲージシステムによる無縫合小切開硝子体手術)
網膜剥離 /(増殖性)糖尿病網膜症 / 黄斑(網膜)前膜 / 黄斑円孔 / 黄斑浮腫 / 網膜静脈閉塞症 / 硝子体出血 / 網膜下出血 / 硝子体混濁
眼科一般手術
翼状片 / 結膜弛緩症 / ものもらい(霰粒腫・麦粒腫)など
手術待機室には、テレビやオーディオを完備。
ご家族とリラックスしながらお待ちいただけます。
手術待機室は3部屋完備。
全て完全個室でプライバシーに配慮しています。

高額医療費制度について

医療費が高額になった場合、一定の自己負担限度額を超えた部分が払い戻される高額療養費制度があります。

年齢や所得に応じて、ご本人が支払う医療費の上限が定められており、またいくつかの条件を満たすことによりさらに負担を軽減する仕組みも設けられています。

所得・年齢ごとの自己負担限度額および申請方法などの詳細については、下記厚生労働省のホームページより「高額療養費制度を利用される皆さまへ」のPDFファイルをご覧下さい。

入院・宿泊をご希望の方へ

手術の際、宿泊をご希望の方は、提携ホテルにご家族と一緒に宿泊頂けます。
また、入院での手術をご希望の方は、提携している病院をご紹介致します